真田本城

さなだほんじょう




別名松尾城ともいわれるこの城は真田昌幸が天正11年(1583)に 上田城に移るまで、 真田氏の本城であったと推定される。
真田氏は大伴氏の系といわれ、現在の真田町一帯を治めた牧人であり、上代小県郡にあった信濃国府 の要人として上田荘、常田荘を掌握し、強大化した有力土豪と考えられている。
小県郡と西上野をつなぐ上州街道を押さえ、神川左岸を固める為に、鎌倉時代後期に「内小屋」 (現在の信綱寺周辺で、 初期の館跡)から本拠をこちらに移したと思われる。
<場所>上田市真田町長
<行き方>県道4号真田氏歴史館から北へ
約1.8q右折(案内板あり)
集落の中を道なりに登っていくと約300mで駐車場
<駐車場>6台
<撮影日>2004年4月
<参考文献>『日本城郭大系』8

【左上】城の西側からの眺め  南側(写真右側)は幾分斜面が緩やかとなっており、 現在は車道が通って、主郭のすぐ近くまで行ける。

【左上】縄張り図  北方向へ半島状に突き出した尾根上に郭があり、眺望は極めて良い。
【右上】切り通し  東側からの登城口なのか、堀切なのか不明であるが、駐車場手前にある。

【左上】城域南側  主郭の土塁手前まで緩やかに登っていく。段差がいくつか確認でき、段郭が あったと思われる。
【中上】主郭南側土塁  この先北側が城域主要部となる。
【右上】主郭内部より土塁

【左上】主郭より二の郭、三の郭方面  尾根幅が10m弱でかなり細長く、狭さを感じる。
【右上】三の郭より二の郭方面  主郭から二の郭、三の郭とわずかだが段差があり、低くなっていく。

【左上】三の郭先端部北西下  かなり狭いが段郭が下方まで続いている。
【右上】北側の眺め  麓には上州街道が見え、遠くには菅平高原、四阿山などが見える。 また、右奥の尾根上には松尾古城がある。

【左上】南西下 真田氏館  写真中央 樹木が生い茂る緑地が館。
【右上】南西上田方面  写真中央尾根先端部が砥石城で、 指呼の間の距離である。



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