静間館

しずまやかた




静間館は北畑館の南西約200m、 同じ清川沿いの上流に位置する。
平安時代末期に静間氏がこの地におり、館を構えたのが静間館といわれるが、 現在の遺構が平安時代末期のものかは不明である。
静間氏が滅亡し室町時代に入った頃には周辺の豪族によって、この地は分割・領有 されていた。地頭や代官がここを居館とし、 戦国期には高梨氏が飯山城の前線として、 ここを利用していたことも考えられる。
<場所>飯山市静間
<行き方>国道117号伍井野信号または北畑信号を西へ
飯山南高校東側の道、清川の手前を東へ入ってすぐ
<駐車場>静間神社駐車場 10台
<撮影日>2004年8月
<参考文献>『日本城郭大系』8

【上】館南側より  現在、館の中心は静間神社の境内になっている。付近よりやや高台の 部分に位置する。

【左・上】館北東側より  手前が清川で、おそらく当時は館の北面直下を流れていたのであろう。 清川と館との比高差は10m以上はある。

【左上】館内部  【右上】残存土塁部分
静間神社境内であるが、40m四方はあり、外側からの見た目以上に大きい。
神社の裏側に土塁の一部が残っている。
北畑館と同じように清川に面した部分を除いて、土塁、堀で馬蹄形に囲まれていた。 大正時代までは土塁が完全に残っていたという。堀の部分は埋め立てられてしまい確認できない。

【左上】館より北東方面  北畑館のある方向。現在の道では写真に見える橋を渡って100m 程行った右手に見える。
【右上】館より南東方面  田園風景が広がり、次第に段丘を下りながら約800m先に千曲川が流れる。



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