南部氏館

なんぶしやかた

《別名》 南部城




南部氏は甲斐源氏一族の加賀美遠光の第三子、光行が南部の地に 居住したところから始まる。
光行父子は文治5年(1189)源頼朝の奥州遠征に従い勲功をたて、恩賞として奥州糠部5郡を与えられた。 建久2年(1191)光行は第三子実長を甲斐に残し奥州へ下向した。光行の子孫は奥州南部氏として発展する。
光行が南部の地にいた間の居館がこの場所といわれる。

【左】館南側より  富士川に面してやや土地が高くなっている部分がある。この部分が館の中心部と 考えられるが、現在、一帯は住宅地になっている。
<場所>南巨摩郡南部町南部
<行き方>県道803号南部分館バス停右折 T字路 を左折し富士川に沿って道なりに100m先 左側に井戸
<駐車場>無し 路駐
<撮影日>2006年1月
<参考文献>『日本城郭大系』8
<参考サイト>史跡訪問」 「飛騨の山猿大王


【左上】館中心部付近  写真左側に富士川が流れている。この付近は周囲に比べてやや高い程度で、 防御性にまでは影響を与えてない。
【右上】井戸  享保年間の記録にも見える井戸とのことで、その記録によると、当時既に館の遺構は 痕跡をとどめていただけのようである。〔現地案内板〕
  


【左】館より富士川の眺め  上流方面になる。川との比高もそれ程無い。


〜感想〜
現在遺構は見られないが、館の西方約300mに 南部城山があり、館との関連があるのではと 考えられている。しかし、どちらに関しても史料は無く、関連性は判断しがたい。



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