慈眼寺
 じげんじ

山梨県笛吹市一宮町末木



創建年代は明らかではないが、中世においては武運長久の祈祷所として武田信玄の庇護を受け、 伽藍も整えられたが、天正10年(1582)織田信長の兵火にあって全てが焼失したという。
武田氏滅亡時には、高野山 引導院へ納めるため、勝頼父子および夫人の寿像、信玄所持の宝剣などの 遺品を、黄金10両とともに慈眼寺住職尊長が勝頼からゆだねられたという。
現存する本堂、鐘楼門、庫裏はいずれも江戸時代前期の建物で、重要文化財に 指定されている。


【左】鐘楼門  梵鐘に慶安3年(1650)の刻銘があり、この時の建立と考えられている。

【左上】本堂  【右上】庫裏
庫裏は平成8年に解体修理が行われ、茅葺き屋根、漆喰壁がきれいだ。


行き方国道20号共撰所前信号の東300mを南へ入り約100m先右側
駐車場5台
撮影日2005年5月
参考文献秋山敬『武田信玄を歩く』吉川弘文館 2003年