北口本宮富士浅間神社
 きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ

山梨県富士吉田市上吉田



神社の歴史は古く現在の位置に社殿を造営したのは延暦7年(788)と伝える。
社殿の背後から吉田口登山道が富士山頂に向かう起点となっており、富士信仰とともに 発展してきた。
永正3年(1506)武田信縄は病気平癒を祈願して参詣を約し、大永2年(1522)には 信虎が富士に登山しているが、ここから出発したと思われる。
永禄8年5月、信玄は六女(後の信松尼)の病気平癒を祈って、娘の参詣・神馬三疋献納などを 約束している。

【左】拝殿  現在の幣、拝殿は享保19年(1734)より元文4年(1739)までに 修復されたもの。(市文化財)
【左上】東宮本殿  本殿左側にある。永禄4年(1561)、信玄が上杉謙信と 川中島で戦うにあたり、 戦勝祈願のため、あらたに本殿として造営したもので、後この地に移された。(重要文化財) 〔現地解説板より〕
【右上】参道  杉、檜の巨木が広がる中、大きな石灯籠が並ぶ。境内には他に元和元年(1615) に谷村城(勝山城)主 鳥居土佐守成次により再建された本殿(重要文化財)や、文禄3年(1594) に谷村城(勝山城)主浅野氏重が本殿として造営した西宮本殿(重要文化財)などがある。


行き方国道138号沿い
駐車場東側に大駐車場有り
撮影日2005年11月
参考文献秋山敬『武田信玄を歩く』吉川弘文館 2003年