窪八幡神社
 くぼはちまんじんじゃ

山梨県山梨市北



西の武田八幡、 東の窪八幡として武田氏の崇敬を受けた神社である。貞観元年(859)宇佐八幡宮を 勧請して大井俣の地に建立、大井俣神社と称したのに始まり、後に現在の窪の地に遷座した。
現本殿は、応永17年(1410)武田信満が再建、享禄4年(1531)信玄の父、武田信虎が修復、 弘治3年(1557)武田信玄が川中島の戦いの戦勝祈願成就によって、御扉と金箔による壁画 を奉納している。昭和26年、解体復元工事が竣工した。

【左】神門  入口にある門で永正8年(1511)造営といわれる。さらにその手前 国道から入ってすぐの所に鳥居があり天文4年(1535)造営といわれる。(重要文化財)

【左上】拝殿  天文3年(1534)武田信虎によって建立。現拝殿は弘治3年に信玄によって 本殿の御扉と共に再建された。昭和28年解体復元工事が竣工した。(重要文化財)
【右上】本殿  十一間社流造という全国唯一の珍しい形式の造りである。(重要文化財)

【左上】本殿の御扉  現在も扉と両脇板壁に金箔を押したことがわかる。
【右上】鐘楼  建立年代は不詳だが室町時代のものとされる。倒壊寸前まで腐朽していたが、 昭和56年に解体復元工事が竣工した。神仏混淆時代の名残を伝える建築である。(県文化財)


行き方甲府方面より国道140号八幡橋西詰信号左折、 約200m先突き当たり
駐車場5台
撮影日2004年8月
参考文献秋山敬『武田信玄を歩く』吉川弘文館 2003年