信立寺
 しんりゅうじ

山梨県甲府市若松町



信立寺は信虎によって大永2年(1522)身延13世日伝を開山として古府中の穴山小路に創建 されたという。
一蓮寺光沢寺等と同様に 甲府城築城の際に、現在地に移転した。
『甲陽軍鑑』の中の話で、信立寺の塔頭(たっちゅう)である 林生坊(りんしょうぼう)、昌沈坊(しょうちんぼう)が 女房を迎えていることが問題となり、 出家の身としてあるまじき行為として糾弾すべきと訴えられた。しかし信玄は妻子を持つ僧が広汎に 所在することを理由に彼らを処分せず、妻子を持たない清僧と区別するため前者に 妻帯役(さいたいやく)を課すことに よって調整を図ったという。

【左】本堂  朱色に塗られた比較的新しい御堂。一蓮寺や光沢寺もそうであるが、戦災によって 伽藍は失われたという。


【左】本堂向かって右手にある建物  大きい方は待合所として利用されているようだが、 こちらの建物の方が趣があって興味をひいた。


行き方県道3号甲府郵便局北信号東へ
若松町南バス停の先左折
駐車場5台
撮影日2005年10月
参考文献秋山敬『武田信玄を歩く』吉川弘文館 2003年