長禅寺
ちょうぜんじ

山梨県甲府市愛宕町



天文21年(1552)亡くなった信玄の母大井夫人の為に建立された寺。甲府五山の一つ。
開山の岐秀元伯(ぎしゅうげんぱく)は信玄の学問の師であり、当時住職をしていた 古長禅寺(南アルプス市鮎沢) まで通っていたという。
その岐秀を住職として迎えた為、長禅寺となり鮎沢のほうが古長禅寺となった。
永禄2年(1559)に信玄が出家した際の導師を務め、法号を与えたのも岐秀であった。


【左上】信玄の母 大井夫人の墓  墓は本堂を回り込むようにして参詣道を進んだ一番奥にある。
【右上】霊廟  霊廟は本堂の南側にある。


【左】左より三重塔、五重塔、本堂
甲府五山第一の寺と言われるだけあって、境内の広さや建物も立派だが、伽藍は昭和20年の空襲で 焼けてしまい、現在の建物はその後の再建である。
しかし三重塔、五重塔は印象的な風景だ。


甲府五山とは・・・京、鎌倉の五山制度に習って信玄が定めた寺院。
もともとはインド、中国の制度で、禅宗の保護と統制の為に格式の高い五寺を定めた事がはじめ。 室町時代にはその下に十刹と諸山が選ばれた。
甲府五山は長禅寺、東光寺能成寺法泉寺円光院の五つの臨済宗寺院。


行き方国道411号中央信号北へ直進500m  線路をくぐった所
駐車場山門右側奥 10台以上
撮影日2003年9月
参考文献秋山敬『武田信玄を歩く』吉川弘文館 2003年